自営業者が2000万円を受けとり、引き出しに入れたまま忘れた。
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脱税。所得税と加算税と延滞税を支払う。
政治家が2000万円を受けとり、引き出しに入れたまま忘れた。
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収支報告書を訂正して無罪。所得税も加算税も延滞税払わない。
なにこれ?
(自民党裏金問題)刑事処分を免れた政治家たちは、一斉に収支報告書を訂正している。これまで落としていた収入を増やす訂正。民間では売上落としとして即追徴課税もの。
政治家たちは収入を増やす訂正をしたが、そうなると報告書の支出や残額とつじつまが合わなくなる。
そこで①収入を増やした分、新たな支出を増やすか
②残金が見つかったとして繰越金を増やす方法を採るしかない。
新たな支出を増やすとしても、それに見合った領収書を新たに出す必要がある。きちんと領収書を出せる政治家はいないだろうし、ここで領収書を数百万円分、数千万円分出したら、どんな会計をやっているんだ!とまた猛批判を受ける。そこで領収書が不要な人件費などの支出項目に無理やり押し込んで、適切な政治活動に使っていたと言い訳し、増えた収入とつじつまを合わせる。
まあ新たな領収書を出せる政治家なんていないでしょうね。
そこで②残金あったとして繰越金を増やす方法。
案の定、政治家たちは現金が出てきたとみんな言い始めた。
机の中から、金庫の中から数百万円、数千万円の現金が出てきたと。それが本当ならいったいどんな会計管理をしているんだ。いまどきそんなタンス預金をしている個人事業主なんて皆無。
つじつまを合わせるために慌てて金を用意したか、口だけで現金が出てきたと言っているとしか思えない。
これは脱税犯が刑事処分だけは免れるためによくやる手口。
現金を後から出してくれば、そこにしっかりと追徴課税と(重)加算税を課されるのが民間。
しかし政治家たちには何のペナルティーもない。
公金について役所が帳簿外の現金を管理していた問題は、いわゆる裏金問題として徹底的に糾弾された。徹底した調査に厳しい懲戒処分。政治献金は、税である政党交付金と、非課税の献金が混ざったもので、ある種公金だ。
また国税ならこれらの訂正がごまかしかどうか簡単に見破る。
支出を増やしても、それが本当の支出か。
それとも私的流用した脱税か。
領収書をチェックしたら簡単にわかる。
現金を出して繰越金を増やしたら、その現金の経緯を調べる。本当に保管したままなのか、つじつまを合わせるために事後的に借りてきたものなのか。
いずれにせよ出てきた現金に対して、当然そこに課税する。
政治家たちは領収証を出さなくても非課税になったり、繰越金として現金を出しても課税されなかったりという、超特大の特権を持っているので、今回のように簡単に一斉訂正を行ってお咎めなし。
納税者としてはほんと我慢ならないね。
国税、頑張ってくれよ。